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腐敗撲滅の火 軍隊から再び政界へ

2014年12月03日

 

【新唐人2014年12月03日】11月28日、中共当局は吉林省軍区の副政治委員、宋玉文少将が死亡したと発表しました。海外メディアはその前に、宋玉文は取り調べを受けている時に自殺したと報道しました。吉林省軍区宋玉文少将の自殺から中共の腐敗撲滅の矛先が、今 政界の「吉林閥」と軍内の徐才厚勢力に向けられていることがわかります。

 

実際、「吉林閥」と徐才厚勢力をつなぐある人物が存在します。その焦点となっている人物が中共解放軍総後勤部元部長の趙南起大将です。彼は朝鮮族で吉林省と延吉地区の軍隊と地方で要職に就いていました。徐才厚は趙南起の部下で、彼が抜擢した人です。「吉林閥」の張德江も趙南起が延辺朝鮮族自治州で共産党委員会書記、兼州長を務めていた時に抜擢されました。その後、趙南起は吉林省軍区の政治委員に昇進しました。趙南起が「吉林閥」の政界と軍内における人脈を作り上げたと言えます。

 

この人脈が「深セン航空私有化不正事件」で、驚くべき効果を発揮しました。李澤源 宋祖英姉妹と趙南起の娘・趙麗は当時の広東省書記・張德江の庇護の下、深セン航空を空っぽにしました。事件発生後、趙南起が徐才厚に大量の賄賂を渡し、徐才厚が彼らを守りました。

 

この種の党、政府、軍が合流した関係は中共党内で最も恐れられているものです。政権を取られる可能性すらあり、「銃」を持っているからです。特に徐才厚は江沢民の支持を頼りに思うままにのさばり振る舞い、誰の金でも憚りなくもらいました。中共の大将・陳コウの息子は順序通りに警備司令に昇進しましたが、それでも徐才厚から200万元を要求されました。ゆえに徐才厚は中共の今回の腐敗撲滅で、最初に失脚した軍事委員会副主席となりました。

 

11月28日、この日広東省政治協商会議の主席・朱明国も失脚しました。朱明国は広東省元書記・汪洋とも多くの関わりがあったため、朱明国の失脚は「19大」の中共内部の「前哨戦」と言われています。

 

中共「18大」の後にも分析を行いましたが、中共党内の妥協の協議内容はこうでした。「18大」の政治局常務委員は皆 江沢民派で、張德江、張高麗、劉雲山などです。

 

一方「19大」の政治局常務委員は青年団派の人たちで、年齢的に条件に合うのは李源潮、汪洋、劉奇葆、胡春華などです。江沢民派の張德江などは退任することになります。

 

もし朱明国の失脚が「19大」の前哨戦であるならば、江沢民派はすでに「18大」の妥協を破り、青年団派の「19大」政治局常務委員、候補者への攻撃を始めているのです。特に習近平と王岐山が大々的に江沢民派を粛清している中、江沢民派は「19大」で常務委員の統制権を失ってから徹底的に粛清されるのを恐れ、各種の妨害活動を絶やさないでしょう。ゆえに 2015年の「全人代」以降、中共の腐敗撲滅運動は軍隊から再び政界へ戻ると思われます。これからも目が離せません。

 

本日のマイクロニュースはここまで。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/03/a1158417.html (中国語)

(翻訳/坂本 映像編集/李)

   

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